結論(Mac Ventura Appleシリコンの場合)
Voidol(音声)
⇩(合成)
VRoid Studio(キャラクター)⇨⇨⇨⇨⇨Unity(3Dビューアソフト)⇨⇨⇨⇨⇨OBS Studio(配信/録画)
(キャラクター取り込み) ⇧(合成)
画面収録など
なぜMacでやるのか?
正直言ってWindowsの方がフリーで使える便利なアプリが多いためやりやすいのはWindowsになっています。
しかしあえてなぜMacでやるのか?液晶ディスプレイや音響環境が標準で良い状態にある場合が多いからだと思います。もちろんWindows用で全部音響機材から8K液晶まで揃えればWindowsの方が使い勝手が良いかもしれません。
それでもあえて島十練子の女性の立場から言い訳させてもらいますと、Windowsで用意すると場所を取りすぎることがあります。大きなお屋敷があって自分だけの専用部屋を作れるならWindowsでいいことになりますが、貧乏学生は部屋が狭いんですよ。😞
あとオフで出会ってみんなで共有するような場合は、携帯性がMacの方が都合がいいんです。
特に輪講や何かの発表会や採用面接とかでスライドショーするような場合、その意味が痛いほど分かります。😁
やはり人前で実演できる機会が多い方が何かと便利である場合が多いんです。
その代わり一つでも技術的に詰まるとWindowsでやり直しになりソフトの買い直しになる場合もあるのでリスクも伴います。🙃
画像関係
Webカメラを用意する
基本的にMacノートブックのデフォカメラで十分です。
自キャラを用意する
1,VRoid Studio
幻塔の自キャラ作る感覚で作成できてしまいます。😆
3teneの無料版で対応可能
またUnityに取り込むには以下から対応するバージョンのアドオンをダウンロードする。
https://github.com/vrm-c/UniVRM/releases
そしてダウンロードしたファイルを入れたいUnityのプロジェクトのassetにドラッグ&ドロップするとインストールされます。Unityのバージョンによってはうまく行かない場合もあるので、そこは配信もしくは動画撮影目的のUnityだと思って割り切るようにしましょう。
2,Live2D
モデルが用意できるのであればAppleシリコンでも
Kalidofaceは無料で、
Nizima 2D liveをサブスク¥500/月で利用可能。(手のモーションはなし。)
3Dビューアーを用意する
Webcam Motion Capture
サブスクか一括購入可能(1万円もしない)だが、Mac(Appleシリコン)も上半身だけならこれが一番無難。手や表情にも対応。
https://webcammotioncapture.info/ja/
Kalidoface 3D
無料でブラウザからモーションキャプチャできます。顔と表情と手を動かせます。
3tene(ミテネ)
3tenePRO では4K対応ディスプレイを用意する事で 4K(3,840×2,160)映像出力が可能
無料版でも間に合いますが、有料版でも¥4,400です。(2023年5月現在)
無料版でも精度は甘いものの、顔と顔の位置のトラッキングができます。VRoid Hubに上げたモデルをダウンロードできます。
有料版は指先の動きまで対応可能。しかしMacの対応状況は口の動きまでは対応しない。
3teneSTUDIO 個人版は32,780円 (Windows版限定)
実際購入して試しましたがMacの場合は有料版を購入するまでの価値は特に見出せませんでした。
Luppet
上半身のみを映したコンテンツを作るのが得意。有償で個人ライセンスが¥6,000(2023年現在)。Windows限定
Unity
意外と知られていない、灯台下暗しな使い方かもしれません。
ソフトにすでに備わっている機能と プログラミングを組み合わせながら VTuber向けのコンテンツを作ることができるソフトウェア。Macも使えるが古いバージョンはAppleシリコンなどに非対応。新しいバージョンのものを使いましょう。
VirtualMotionCapture(ばもきゃ)
個人向けのモーションキャプチャー機器を使い、 全身トラッキングして3Dキャラクターを動かせるソフトウェア。Windowsのみ対応。この開発者の方がSONYに入社されたらしくmocopiとは相性が良いそうです。OSCモーション機能あり。無償で利用可能。
VSeeFace
Leap Motionで手のトラッキング、Webカメラで顔トラッキングをして、ばもきゃから入力した全身モーションの合成動画をエクスポート出来る。無償で利用可能。Windowsのみ。
iFacialMocap
有償900円。
顔を詳細にトラッキングしてPCに送信可能。パーフェクトシンク等詳細な表情を作り、VSeeFaceに送れる。
しかしiPhone13mini程度では重すぎて楽しめるレベルではなかった。
モーションキャプチャー機材
モーションキャプチャの機材は一番安くても3万円台する。なくても表情ボタンでモーションを入れたり簡易なことはできる場合もある。
mocopi、Uni-motion、 HaritoraX、VIVEトラッカーなどHMDと組み合わせられるものでかつ単体で使えるモーションキャプチャーがオススメとされています。
商品名 | 特長/短所 | 発売開始日 |
---|---|---|
メリット: 価格が安い。 キーボードやマウスを持つ手をトラッキングに使える。 3tene対応。 その場合手首や指の動きに対応可能。トラッキング精度はあまり良くないのでコツがいる。 デメリット: 両肩以上の範囲に手を動かすとトラッキングが外れる事が多い。 発売日が古い。 MacのSDKは存在するが実質AppleシリコンMacでは使えない。 | 2013年 | |
mocopi(SONY) | メリット: VRoidとの対応があり、手軽に3Dモデルが作れる。 Unity対応がある。 軽くて携帯性が良い。外でも使える。 SDK公開のため第3者が拡張アプリを公開しており、表情と指の動きに対応させられる。 デメリット: 単体では使えずモバイル端末も使う。 充電電池が10分くらいしか使えないと言う噂がある。 肩より上の手の動きが苦手。 手首や指、顔トラッキングはしない。 立ち姿勢を基準にするため実況者が座った収録はやりにくい。 OSCmotion機能はない。 | 2022年 |
メリット: Xboxでお馴染みのMicroSoftが開発の光学式モーションキャプチャーのハイエンド版。 Uniy、3tene対応あり。 手を肩より上に動かす動作にも対応あり。 デメリット: 発売日が古い。 公式SDKがWindowsとLinuxでのみ存在し、Macサポートはない。 | 2020年 | |
メリット: Xboxでお馴染みのMicroSoftが開発の光学式モーションキャプチャー Uniy、3tene対応あり。 手を肩より上に動かす動作にも対応あり。 デメリット: 発売日が古い。 | 2019年 |
光学式
慣性センサー
mocopi、Uni-motion、HaritoraX
mocopi
この中ではmocopiは小さくて携帯性が良いから使いやすそうです。Macにも対応してます。。
mocopiに自作VRoidを上げる方法は、VRoid Hubへ直接アップロードするのが一番手間暇なくて楽です。もちろんGoogleドライブ経由でPCからスマホに渡すことも可能です。ただし気をつけるべきこととして、現在のところVRM0.0バージョンしか対応していません。VRM1.0バージョンのものはmocopi側から使用しようとすると「ファイルが破損している」扱いになり、VRoid Hubにせっかく上げてもそれを認識することすらできません。(2023年5月現在)
Googleドライブはデスクトップ用(PC用に相当)とモバイル用のものをそれぞれインストールしてデスクトップ用の方で専用のフォルダを作ってそこにコピーしておくとモバイル側からも読み込むことが可能です。
IPhoneの場合、具体的には該当ファイルタップ→アプリで開く→”ファイル”に保存→このiPhone内→mocopi
で保存します。(MotionDataフォルダ内で開かないように注意してください。)
モバイルの画面収録やカメラからの取り込み
mocopiみたいなモバイルでモーションキャプチャーする場合、モバイル画面からPCへの通信や動画取り込みが重要になります。またはちょうどスマホゲームの動画を撮影する場合にプレイしている実況者も撮影する場合に欲しいかもしれません。
この機能に関してはAndroid端末の方がiOSに比べて得意であることが判明しました。
ApowerMirrorと言うアプリをPCとiPhone側から入力するとミラーリング同期画面を作ることができることがわかりました。10分以上はサブスク年会費¥6000、シーズン年会費¥4000のVIP会員になる必要があります。
音声関係
リアルタイム
Voidol(リアルタイムに自声を変換)
Macでも動作可能。クリムゾンテクノロジー株式会社が開発。
リアルタイムに自声と何かの音声をアウトプットさせた結果をアウトプットが声優の声に近づくようにAI学習させてできているらしいです。
ただし声優の声を使いたい場合は追加オプションを購入する必要があります。
特にVTuberは好きな3Dモデルを使いたいので、リアル男性が女性キャラ、リアル女性が男性キャラになることも結構あるので、声を作り変える需要も出てくるのでそう言う時に便利なツールになります。
なお声優セットが2ついたスターターセットも売っています。
お好きな方を購入すると良いと思います。
試聴は以下でどうぞ↓
お堅い系ビジネスで無難な女性の声ならこちらかなと思います。
また美容関係や福祉など癒し系の声が望まれる場合は以下の声も良いかもしれません。
女性の声のモデルは他にもたくさんあるので、色々興味ある範囲で探してみると楽しいかもしれません。
また、もちろん男性キャラ用の声もあります。
ビジネスでも使えそう無難なものは以下2つになります。
サラリーマン上司の声
視聴したい方はこちら↓
ベンチャー企業起業家の声
視聴したい方はこちら↓
仕事でも警備や建設など体育会系上司、趣味で熟練ゲーマーの声が欲しい場合は以下のオプションも良いと思います。
そして気になる著作権については営利目的は許可を得ないといけないらしいですが、アフィリエイト目的の動画を作ったりする分には非営利目的と見なされるようです。
配信に入力するためにはMacの場合はドライバーが必要になるそうです。
VB-Audio Virtual Cable
以下で入手できます。
テキスト読み上げ
棒読みちゃん(読み上げ「ゆっくり棒読みトーク」)
いわゆる元祖・棒読みちゃんと言われた無料ツールです。
VOICEVOX
非営利の場合は無料で使えます。
編集物を収録する場合は、イントネーションも細かく調整できます。
ただし、特に商用利用する場合は声によって規約がそれぞれあるので順守する必要があります。
https://voicevox.hiroshiba.jp/
ただしインストール時に開発元がとエラーが出てインストールできませんでした。
調べてみるとctrl+クリックでアイコンを開く場合はインストールできるオプションも出てきます。
現時点ではCPU利用になっています。
一応Ventura OSのAppleシリコンでも起動させることができました。
VOICEPEAK
個別単位でも売っていますが、自作アプリを作ってApple Storeなどにあげたいとか商用利用したいとはっきり分かっている場合に価格的にこれを買ってしまった方が先々に応用が効く可能性があります。個人非営利利用や就職用ポートフォリオ段階の場合はVOICEVOXで十分間に合うと思います。
Vocaloid(テキスト読み上げ)
抑揚をつけて読むことは難しいが、編集の場合は抑揚をつけることができる。
VOCALOID 6 Starter Pack AI MegpoidなどはMACにも対応。
配信ソフト
動画と音声を合成します。
OBS Studio
Macも対応可能
XSplit Broadcaster
Windowsのみ対応
ATEM Software Control
ソフトは無償だがハードウェアのATEM mini proが高価