仕事のあり方としてSF小説家も選択肢のうち?と思われるほどに研究者出身者の方が小説家やっています。
また工学部の教員の方が推理小説書いてるみたいな話もあるそうです。
意外とSFや推理ミステリー小説の担い手は理系出身の作家であるのかもしれません。
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2020年代
目次
2010年代
タイトル | 出版 | 内容 | 作者 | 初版発売日 |
火星の人〔新版〕 上【電子書籍】[ アンディ ウィアー ] 火星の人(下)新版 (ハヤカワ文庫) [ アンディ・ウィアー ] | 早川書房 | 火星に1人取り残された宇宙飛行士の話。 作者アンディ・ウィアーは素粒子物理学者。 映画「オデッセイ」の原作 | アンディ・ウィアー | 2015 |
2000年代
タイトル | 出版 | 内容 | 作者 | 初版発売日 |
新世界より(上) (講談社文庫) [ 貴志 祐介 ] 新世界より(下) (講談社文庫) [ 貴志 祐介 ] | 講談社 | 人々が念動力を手にした1000年後の世界を舞台とする。 本作のタイトルはアントニン・ドヴォルザークの交響曲第9番『新世界より』に由来。 2012年に漫画化(『別冊少年マガジン』2012年6月号から2014年7月号まで連載)、同年10月から2013年3月までテレビアニメ放送。 ホラー作家によって描かれたSFダークファンタジー。 2008年第29回日本SF大賞 | 貴志祐介 | 2008 |
ウロボロスの波動【電子書籍】[ 林 譲治 ] ウロボロスの波動 | 早川書房 | 太陽系で発見されたマイクロ・ブラックホール(火星ほどの質量でサイズは2、3ミリ)のまわりに人工降着円盤を建設し、太陽系全域へのエネルギー供給源としたという設定の連作長編 | 林譲治 | 2002 |
1990年代
タイトル | 出版 | 内容 | 作者 | 初版発売日 |
順列都市(上) (ハヤカワ文庫) [ グレッグ・イーガン ] 順列都市〔下〕【電子書籍】[ グレッグ イーガン ] | 早川書房 | 舞台は2045年以降。 記憶や人格などの情報をコンピュータの仮想空間にダウンロードすることが可能となったという時代設定。 お金持ち富裕層がそのような形になって支配者となる。 コンピュータが止まらない限りは実質永遠の命を持ったが、その意識に対してさらに宇宙が終わっても生存し続ける方法があると提案する男が現れる。 その後、天才的人工生命研究者ランバートが考えだした人工宇宙―オートヴァース内に、ひとつの惑星全体と、さらには高い知能をもつ生命体に進化する原始有機体を設計の提案の話が出てくる。 アニメのソードアート・オンラインの世界観に似ているところがある。 キャンベル記念賞、ディトマー賞受賞作。 | グレッグ・イーガン | 1999 |
プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫) [ グレッグ・イーガン ] | 早川書房 | ブラックホールの事象の地平面の内側へ飛び込む(ダイヴする)という、そのものずばりをテーマにしており、それを物理学と数学の言葉を駆使して詳細に描いていく グレッグ・イーガンは1990年代でアメリカを代表する3人のハードSFの作家の1人 | グレッグ・イーガン | 1998 |
【中古】 火星転移 上 / グレッグ ベア, 小野田 和子 / 早川書房 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】 【中古】 火星転移 下 / グレッグ ベア, 小野田 和子 / 早川書房 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】 | 早川書房 | 舞台は人類が火星移民を始めて100年を経た22世紀後半。 地球と火星における政治的な駆け引きのスペースオペラだけでなく生活圏も詳細に描写しているためリアリティがある。 ネビュラ賞受賞。 | グレッグ・ベア | 1997 |
輝く永遠への航海(上・下) | 早川書房 | 機械生命に追われ銀河中心のブラックホールを包む領域に進入した人類の末裔、ビショップ族のトビーは仲間とはぐれ、時空を素材に造られたエスティ空間に迷いこみ、その先で出逢ったのはなんとナイジェルを名乗る男だった。 彼は人類として初めて機械生命と接触し、その後3万年も人類を見守ってきたというのだ。 2人はメカと戦うために図書館に入った。 その後ビショップ族の長キリーンも、息子トビーの行方を探してエスティ空間を放浪しマンティスと呼ばれる機械生命と遭遇し、3世代のビショップ族にある遺伝子こそが機械生命を破滅に導く切札であることに気がつく。 有機生命体と機械生命体との永遠に続くかと思われる戦いを描いた〈銀河の中心〉シリーズの完結編。 グレゴリイ・ベンフォードは1990年代でアメリカを代表する3人のハードSFの作家の1人 『荒れ狂う深淵』の続編(6巻) 全6部作の長編ハードSF | グレゴリイ・ベンフォード | 1995 |
荒れ狂う深淵 | 早川書房 | 3万5千年後の未来、それまでの作品でいろいろあった後、人類の子孫たちは銀河系中心の超巨大ブラックホールに飛び込み、その中の世界で暮らす。巨大ブラックホールを包むエルゴ空間――重力に閉じこめられた時空の混交した領域――の内部という神秘的な領域が舞台であり、ハードSF的に厳密でありながら(ベンフォードの本職は天体物理学者)まるでファンタジーのような世界が描かれる。 有機生命体と機械生命体との永遠に続くかと思われる戦いを描いた〈銀河の中心〉シリーズ 『光の潮流』の続編(5巻) 全6部作の長編ハードSF | グレゴリイ・ベンフォード | 1994 |
グレゴリイ・ベンフォード氏は大学の物理学教室の教授の肩書を持ちつつ、かつハードSFの描き手。そして『ニルスの不思議な旅』みたいに銀河系の成り立ちを中心の超巨大ブラックホールに至るまで小説を通してガイドしている。
1980年代
タイトル | 出版 | 内容 | 作者 | 初版発売日 |
ガイア | 早川書房 | 人工的に作られたマイクロ・ブラックホールが地球内部に落ち込み、徐々に地球を内部から食い尽くそうとする様が描かれる。 | デイヴィッド・ブリン | 1990 |
【中古】 光の潮流 上 / グレゴリイ ベンフォード, 山高 昭 / 早川書房 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】 【中古】 光の潮流 下 / グレゴリイ ベンフォード, 山高 昭 / 早川書房 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】 | 早川書房 | シリーズ第4作の舞台は宇宙船アルゴで向かった念願の新天地で新しく命名した惑星ニュービショップとその周辺。 有機生命の抹殺をもくろむ機械生命メカに惑星スノーグレイドの人類は滅亡寸前にまで追い込まれた中で、古代地球人の遺産である宇宙船アルゴを発見し、スノーグレイドを脱出してなんとか惑星ニュービショップに漂着する。 そこで助けられた人間種族の宗教的独裁者に危うい雰囲気を感じ、またサイバー族にはメカをも上回るほどの勢力で人間たちを駆逐始める。 キリーンは新しい仲間を得て再び光の潮流に向かう旅を続けることになる。 『大いなる天上の川』の続編(4巻) 全6部作の長編ハードSF | グレゴリイ・ベンフォード | 1990 |
大いなる天上の川(上・下) | 早川書房 | シリーズ第3作の舞台は惑星スノーグレイド。伝承によると人類は準光速宇宙船での7万年の旅を経てこの星にやってきたらしい。 人類の子孫たちは、機械生命体であるメカが嫌う温暖湿潤な惑星で部族社会を作って暮らしていたが、メカたちは環境を自分たちに適した乾燥気候に変えながら進出してくる。 メカによって城塞都市を破壊された主人公たちは、先祖の記憶を脳内に移植し、破壊したメカから略奪した部品を利用して作った強化服を着用してゲリラ戦を続けながら安住の地を求めて放浪。 明らかに劣勢で逃げ惑うだけの虫けら同然なのだが、一方でそのメカに対抗すべく人類はみずからの体を機械化し、あらゆるデータを網膜に直接投影したり、電波を臭気として感じることもできるようになり、死亡直後の脳髄から情報を取りだし、それをチップの形で生き残った者の体に埋めこみ、死者との会話も可能になった。 『星々の海をこえて』の続編(3巻) 全6部作の長編ハードSF | グレゴリイ・ベンフォード | 1989 |
ブラッド・ミュージック | グレッグ・ベア | 1987 | ||
星々の海をこえて | 早川書房 | シリーズ第2作の舞台は前作から数十年後の西暦2056年。謎の電波源を調査するために小惑星を改造した亜光速宇宙船に乗り組んで星々の海に乗り出したナイジェルとニッカを巡る物語。 太陽系外から迫ってくる機械生命体の脅威を探るために半径10光年程度の範囲の恒星系(星々の海)を調査したが、 銀河系の一角でし烈に続いている攻防が分かってきたものの、まだ一部しかなかった。 『夜の大海の中で』の続編(2巻) 全6部作の長編ハードSF | グレゴリイ・ベンフォード | 1986 |
夜の大海の中で | 早川書房 | 舞台は1999年、地球近傍を通過することで有名な小惑星イカルスが突然軌道を変更して地球衝突軌道に入り、NASAはそれを破壊するために英国人宇宙飛行士で科学者のナイジェル・ウォームズリーを派遣。 核爆弾を仕掛けるために本体の裂け目に降下した彼は、それが宇宙船であることを発見し、破壊する前にできる限りの調査をすることを主張。 その事件から15年後、JPLに追いやられていた彼は、外宇宙から木星ステーションに接近し更には地球に向かって来ようとしている宇宙船を探知し、その調査を志願する。 そしてそのことは、この後3万年超にわたる有機生命と機械生命との戦いの幕明けになった。 全6部作の長編ハードSFの第1部作(1巻) | グレゴリイ・ベンフォード | 1986 |
ロシュワールド | ハヤカワ文庫 SF(早川書房) | 鯨のように群れを作り人間よりも抽象数学能力にすぐれているにもかかわらず まるでいたずら好きな児童のように生活を楽しんでいるアンモニアの生物組成をもつ無定形生命体との交流。 恒星間を経由して二重連星で探検する描写などが専門家だけに本格的なのが特徴。 SFアニメのエウレカセブンも似たような知的生命体をテーマにしているので比較して観てみると良いだろう。 | ロバート・L・フォワード | 1985 |
中性子星 | ハヤカワ文庫 SF(早川書房) | 自然科学派冒険SF ヒューゴー賞受賞作品 | ラリー・ニーヴン | |
竜の卵 | ハヤカワ文庫 SF(早川書房) | 中性子星の環境や中性子に生息する架空の中性子生命体チーラをテーマにしたストーリー。物理学者が書いたSF小説なので話の構成として論理的な破綻はないが、読む人を選ぶかもしれない。 自然科学硬派SF | ロバート・L・フォワード | 1982 |
スタークエイク | ハヤカワ文庫 SF(早川書房) | 竜の卵の続編。 | ロバート・L・フォワード | |
さよならジュピター(上) (ハルキ文庫) [ 小松左京 ] さよならジュピター(下) (ハルキ文庫) [ 小松左京 ] | 角川春樹事務所 | 太陽に衝突することがわかったマイクロ・ブラックホールを、木星を太陽化し、さらに爆発させることによってその軌道を変えようとする、実に壮大なスケールの物語 | 小松左京 | 1982 |
1970年代
タイトル | 出版 | 内容 | 作者 | 初版発売日 |
中性子星 | ハヤカワ文庫 SF(早川書房) | 自然科学派冒険SF ヒューゴー賞受賞作品 | ラリー・ニーヴン | |
スタークエイク | ハヤカワ文庫 SF(早川書房) | 竜の卵の続編。 | ロバート・L・フォワード | |
ブラックホールとロリポップ | 東京創元社 | さようなら、ロビンソン・クルーソー』に収録 | ジョン・ヴァーリイ | 1977 |
時間外世界 | 早川書房 | ニーヴン・ラリー | 1976 | |
無常の月 ザ・ベスト・オブ・ラリイ・ニーヴン【電子書籍】[ ラリイ ニーヴン ] 太陽系辺境空域 | 早川書房 | ヒューゴー賞短篇部門 『無常の月 ザ・ベスト・オブ・ラリイ・ニーヴン』に収録 | ラリイ・ニーヴン | 1975 |
無常の月 ザ・ベスト・オブ・ラリイ・ニーヴン【電子書籍】[ ラリイ ニーヴン ] ホール・マン | 早川書房 | ヒューゴー賞短篇部門 『無常の月 ザ・ベスト・オブ・ラリイ・ニーヴン』に収録 | ラリイ・ニーヴン | 1974 |
1960年代
タイトル | 出版 | 内容 | 作者 | 初版 |
時間と空間の涯 | 〈悪魔の星〉と呼ばれる「宇宙の黒い穴(まさにブラックホール!)」に捕らえられた宇宙船の救助に向かう科学調査船の物語が描かれるのですが、ブラックホールに落ちたらどうなるか、という問題が、しっかりと科学的に――そしてSF的な想像力ゆたかに――描かれる。 『銀河を呼ぶ声』に収録 | 石原藤夫 | 1969 | |
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